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「理解してほしい」という願望

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日本ではそれほどメジャーではなく、ネットで調べてもあまり詳細が出てこない家族療法(Family Focused Treatment:FFT)。
患者も含め、家族全体で行う心理療法のことなのだけども、
精神療法(主治医の診察や臨床心理士によるカウンセリング等)を行った患者よりも
家族療法を行った患者の方が「生存率」が高いというデータがあるそう。
双極性障害は数ある精神疾患の中でも特段に自殺率の高い病気なので
「生存率」という言葉はどうも生々しく響いてしまう。

そりゃあ病気について理解のない人より理解のある人が周りに多くいた方が療養生活とって良いに決まっている。
特に最も身近な存在である家族の理解は治療において重要な鍵となることは言うまでもない。


発症時はとにかく家族との付き合い方に悩んだ。
と言うよりも深刻に悩む前にいても立ってもいられず家を飛び出し家族との距離を置いた。
病前から精神疾患がどのような扱いを受けやすいのかは知っていたし、
もともと拗れていた家族関係に「厄介なもの」が増えればさらに拗れるだろうということはわかりきっていたから。

その影響からか、私は家族から理解されたいという願望に乏しい。
そして今となっては「この長年の苦しみを易々と理解されてたまるものか」と敵対心を抱くほど心を閉ざしていると思う。


いつの日からか、私は家族だけでなく周囲に対しても理解を求めることをやめた。諦めた。
周りの誰かに病気の理解を得るにはその人にも自分と同じ病気になってもらわなければまずあり得ないと気付いたから。
同病者同士とて相手のことを完全に理解できるかと言えば必ずしもそうではなかったりする。
割とよく見かけるのがI型II型論争だろう。
どちらの方つらいか、より重度か、比較したり軽蔑したりする人を何度か見かけたことがあるけれど、
そんなもの「人による」の一言が結論だ。


母はかつて私が発したある言葉をきっかけに、双極性障害の書籍を1冊読んでその書籍を私にくれたことがあったが、
それ以外にどう知識を得ているのかわからないし、双極性障害に対してどういう思いでいるのかもわからない。
そして私はそんな母の理解度について興味がない。
父とは病気について話し合ったことがこれまで一切ない。そのためか病前と同じスタイルで私と接してくれているように思う。
けれど父も母も腫れ物に触れるかのように私と接している雰囲気は常に感じられる。
家族間で病気のことを話題にするのがタブー視されているような気もするし、
私も病気のことを話題にしてほしくない気持ちがないとは言えない。

そうなっても仕方がないなと思う。
これまでの私の病状の荒ぶり方を目の当たりにすれば私が同じ立場にいても引くだろう。
そして私自身も病前以上に気を遣って自分の親と接していると気付かされる場面が増えた。
その証拠に両親と会うときは自分の病状がそれなりに落ち着いているときしか選ばないようにしている。


旦那に至っては私が何の病気を患っているのかさえもわからないレベルだろう。
2014年に卵巣嚢腫が茎捻転を起こして救急搬送されたときに確信した。
婦人科での治療の経過や診察の内容はその都度伝えていたのにもかかわらず、
戸惑いながら「お腹の病気」としか救急隊員に伝えられない姿を見ていて情けないと思った私は
荒い呼吸の中、自分で現在治療中の病名や既往歴、服用中の薬を伝えたことがあった。

ぶっちゃけ旦那よりもお薬手帳の方が優秀だと思った。
そしてこの人の場合は無理解なのではなく無関心なのだとここではっきりとわかった。
そんな無関心な人に双極性障害の書籍を渡して「これを読んでほしい」とお願いしても書籍のページをめくることはないと思う。
自ら興味を示して買った書籍さえ購入後は一度も読まない。まさに買ったら満足するタイプ。
この人に期待するだけ無駄。自分が馬鹿を見るだけ。虚しくなるだけ。


家族が診察室に同席したのは8年前の初診日の一度きり。
それ以降は一人で主治医の診察を受けている。
代理がいないのでうつ状態でどうしても身体が動かないときは薬が切れたとしても通院を見送ったりもした。
時折家族に連れ添われて通院している患者を待合室で見かけると羨ましい気持ちに駆られることもあるが、
周囲の理解を求めることをやめたのは自分が決めたことなのだと胸を張り、後悔はしていない。


理解は相手に強要するものではない。強要で得られた理解など上っ面なものでしかないと思う。
何事もこちらがいくら働きかけても相手にその気がなければ何の意味も、何の結果もないんだよ。
相手を変えようとするより自分が変わる方が楽。前職で働いていたときはずっとこの言葉を自分に言い聞かせていた。
自分を変えようとする努力もなかなか困難を極めるものだが、
相手を変えようと努力してもその努力が報われなかったときの方が人に見返りを求めやすい私にとってはつらかった。

そんなわけで人に見返りを求めないで済むように結果に結びつきそうにない無駄な努力はやめると決めたけど、
果たしてこれが正しい選択なのかどうかは死期が近付いてからでないと判断できないだろうなぁ。
その頃には「自分の選んだ道は正しかった」と自分の歩んできた人生を肯定してから死ねたら良いなと思う。


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